【日本移住を考える外国人へ】私がスムーズに日本に留学した方法

　日本に移住を考える際、最初のステップとして留学を選ぶ方は多いと思います。しかし、日本語の壁や試験の準備、そして日本での生活にどう慣れていけばいいのか、不安に思う方も少なくないでしょう。実際、私も同じような不安を抱えていました。ですが、観光ビザを利用して短期日本語学校に通い、その間に学校試験の準備を進めることで、スムーズに留学生活をスタートさせることができました。

　俺が重視したのは、日本で暮らしたいという強い思いから、一番留学の成功率の高い方法を選ぶことでした。まず日本に来ることが最も重要だったのです。

　この記事では、私自身の経験を元に、「観光ビザで短期日本語学校に通い、学校試験を準備する」方法と、他の留学準備方法（オンラインでの学校試験、試験直前に日本に来て受験）を比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しくお伝えします。この記事を読むことで、あなたにとって最適な留学準備方法が見つかるはずです。

1 日本留学の準備方法
2 (追記)私が学校合格してから留学ビザを取得するまでの期間
3 (追記)ワンポイントのアドバイス：英語での入学方法もあり
4 記事のまとめ

日本留学の準備方法

　日本に留学するためには、日本語の勉強や学校入学試験の準備が重要です。そのために、いくつかの準備方法があります。ここでは、三つの代表的な方法を比較してみましょう。

観光ビザで短期日本語学校に通い、学校試験を準備する

メリット:

日本に実際に滞在しながら、日本語を集中して学べるため、学習の効果が高いです。
日本語学校の先生に頼めば、模擬面接をしてくれるので、面接対策がしっかりできます。
日本の生活に慣れることで、試験のプレッシャーや不安を軽減できます。
観光ビザの滞在期間（90日間）まで滞在できるため、十分な準備期間を確保できます。
短期なので、日本語学校によっては入学試験が不要です。

デメリット:

学費や生活費がかかるため、経済的な負担が大きくなることがあります。
観光ビザの期間が限られているため、長期滞在を考える場合はビザの更新や別のビザの取得が必要です。
短期なので、日本語学校での学歴が認められないことがあります。

オンラインでの学校試験

メリット:

自宅にいながら、自分のペースで日本語や試験対策を進められるため、柔軟なスケジュール管理が可能です。
渡航せずに試験を受けられるため、費用や時間の節約になります。
インターネット環境があれば、どこからでも試験を受けられるため、地理的な制約がありません。

デメリット:

日本の生活や文化に実際に触れる機会がないため、現地での適応に時間がかかる可能性があります。
オンライン環境に依存するため、技術的な問題が発生するリスクがあります。
面接など対面でのコミュニケーションスキルを磨く機会が限られます。

試験直前に日本に来て受験

メリット:

日本に滞在する期間を最小限に抑えられるため、経済的負担が軽減されます。
母国での学習を進めた後、試験直前に来日することで、集中して試験準備ができます。
短期集中で試験に挑むため、時間を効率的に使えます。

デメリット:

日本到着後、すぐに試験に臨むため、環境の変化に適応する時間がほとんどありません。
日本語や文化に慣れていない状態で試験に挑むため、精神的な負担が大きい可能性があります。
面接などの対策が不十分になるリスクがあります。
試験直前のホテル暮らしの費用も少なくありません。

(追記)私が学校合格してから留学ビザを取得するまでの期間

　私が日本での学校に合格してから学生ビザを取得するまでの流れをご紹介します。以下のステップで、私自身の経験を通して手続きがどのように進んだのかを振り返ります。また、手続きを確実に進め、不安を解消するために、私は留学エージェントを利用しました。エージェントのサポートにより、ビザ取得までのプロセスをスムーズに進めることができました。

日本で学校合格　2017年12月上旬

　2017年12月上旬に日本で学校の試験を受け、無事に合格しました。この時点で留学の第一歩を踏み出すことになり、合格後すぐに在留資格認定証明書（COE）の申請手続きを開始しました。

在留資格認定証明書（COE）の申請

　学校の合格が決まった後、COEの申請を学校が代行してくれました。この申請には通常1〜3か月ほどかかるため、早めに必要書類を揃えて申請を進めることが重要です。この段階では、必要書類の準備と、学校との連絡を密に行っていました。

一時帰国　2018年1月下旬

　2018年1月下旬に一度台湾（私の母国）に帰国しました。台湾では、日本在台協会でのビザ申請に必要な準備を進めました。日本滞在中にCOEの申請が進んでいたため、帰国後はビザ申請のための書類の最終確認を行いました。

COEの受領とビザ申請

　2018年2月下旬にCOEを受領し、すぐに日本在台協会で学生ビザの申請を行いました。COEとともに、パスポート、証明写真、ビザ申請書など必要な書類を揃え、ビザ申請を進めました。このプロセスでは、書類の不備がないように注意深く確認することが大切です。

学生ビザの取得と日本への再入国　2018年3月中旬

　2018年3月中旬に学生ビザを無事に取得し、日本に再入国しました。入国時に空港で在留カードを受け取り、日本での留学生活が正式にスタートしました。全体のプロセスを通して、約3か月でスムーズにビザを取得することができました。

(追記)ワンポイントのアドバイス：英語での入学方法もあり

　学校によっては、英語で授業を行うコースも提供されています。日本で暮らしたいと考える人にとって、日本に来ることが第一歩です。たとえ日本語に自信がなくても、英語を使って入学できる方法があることを知っておくと良いでしょう。特に理系やビジネス系の学部では英語コースが多く、日本での生活をスタートさせながら徐々に日本語を習得するという選択肢もあります。これにより、日本語の壁を感じることなく、日本での学びを始めることが可能です。